日本ハム 台湾 孫易磊投手が入団会見 最速156キロの速球

台湾出身で、最速156キロの速球が持ち味の孫易磊投手が30日、日本ハムの新球場で入団会見を行い、「1日でも早く支配下登録されるようになりたい」と意気込みを示しました。

孫投手は台湾出身の18歳。
身長1メートル83センチで、最速156キロの速球が持ち味の右ピッチャーです。
孫投手には大リーグの球団やプロ野球の複数の球団が獲得の興味を示していましたが、日本ハムが育成契約を結びました。
孫投手は30日、エスコンフィールド北海道で、入団会見を行い、「1日も早く支配下登録されるようになりたい。監督とともにチームのために戦っていきたい」と意気込みを示しました。
会見に出席した新庄監督は、「メジャーが2球団以上、日本では8球団くらいが興味を示して、こんないいピッチャーを取れる訳がないと思った。でも孫くんの目標は大リーガーになることで、日本ハムはダルビッシュ有や大谷くんを作り上げた。それが大きくて選んでくれたと思う。まっすぐのキレがすばらしいし、投球のテンポもいい」と期待を寄せました。
孫投手と日本ハムの契約は、いずれも推定で、契約金7500万円、年俸600万円となっています。
孫投手は1日から沖縄県国頭村で行われる秋のキャンプでチームに合流する予定です。