上ノ国町 地元のヒラメをさばいて調理 親子で体験

道南の上ノ国町で地元でとれた魚を使ってさばき方や調理のしかたを親子で体験するイベントが行われました。

このイベントは、上ノ国町で「てっくい」と呼ばれ親しまれている「ヒラメ」のさばき方などを体験して楽しんでもらおうと開かれ、9組の親子合わせて18人が参加しました。29日は町で水揚げされた大きいもので50センチほどもあるヒラメ7匹が用意され町内会の女性たちがさばき方などを丁寧に教えていきました。
参加した親子は「難しい」とか「えんがわはどこ?」などと言いながら懸命に包丁を使ってさばいていました。
さばいたヒラメは地元で「てっくい丼」と呼ばれる、切り身をてんぷらにしてタレをかけたどんぶりにしてみんなで試食しました。
参加した男の子は「包丁を縦に入れたり横に入れたり難しかった。楽しかったです」と話していました。
また子どもの父親は「魚を釣ったことはあるがさばくのは初めてでした」と話していました。
主催した上ノ国町文化協会の大坂明彦会長は「てっくい丼は浜で手間をかけずに食べられる漁師メシとして親しまれている料理です。幅広く皆さんに知ってもらえれば」と話していました。