帯広市の30代女性 投資詐欺で約660万円だまし取られる

帯広市の30代女性 投資詐欺で約660万円だまし取られる

帯広市の30代の女性がSNSを通じて知り合った人物からうその投資話を持ちかけられて、現金およそ660万円をだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査しています。

ことし3月中旬、帯広市の30代の女性が通信アプリのLINEで「投資学習グループ」をかたるグループチャットに招待され、参加しました。
女性はこの中で知り合った投資アドバイザーを名乗る人物からアドバイスを受け投資に使うとするアプリのダウンロードを指示されました。
その後、「投資のサポート役」を名乗る人物から指定された金融機関の口座に、ことし4月7日から25日までの間に複数回にわたって投資資金として現金を振り込み、およそ660万円をだまし取られたということです。
女性がダウンロードしていたアプリ上では利益が出ているように見えていたということです。
女性が利益分の現金を引き出そうとすると、「サイバー攻撃にあった」、「税金がかかる」などと言ってなかなか応じないことを不審に思い、26日になって警察に相談し、被害が発覚したということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに不審に感じたら1人で悩まず、家族や警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するなど、注意を呼びかけています。