函館 幼稚園児が脱穀体験

実りの秋を迎え、函館市では幼稚園児が自分たちで育ててきた稲の脱穀作業を体験しました。

函館市の認定こども園「太陽の子幼稚園」では、米作りの大変さを知ってもらおうと毎年、市の体験農園を利用して園児たちが田植えから収穫、脱穀までの作業を体験しています。
24日、年長クラスの園児26人が体験農園を訪れ、稲の脱穀作業を体験しました。
自分たちが育てた稲を脱穀機のローラー部分に当てると稲穂からもみが取れていく様子が間近で見られ、園児たちから笑顔がこぼれていました。
また、「唐箕」と呼ばれるハンドルを回して風を起こす昔ながらの農機具を使ってわらくずなどを取り除き、一生懸命もみだけを集めていました。
作業を体験した6歳の男の子は、「お米を機械で力いっぱい回すのが楽しかったです」と話していました。
また、6歳の女の子は、「お米をとるのが楽しかったです。みんなで力を合わせて、お米を作ってくれる人たちもお水をいっぱいあげてくれたからいっぱい育ちました」と話していました。