函館 パイロットや客室乗務員が小学生に特別授業

パイロットや客室乗務員など航空会社の社員が子どもたちに空の仕事について紹介する特別授業が函館市の小学校で行われました。

この特別授業は航空会社の「エア・ドゥ」が開いたもので、25日は函館市の「中の沢小学校」で現役のパイロットと客室乗務員、それに整備士のあわせて4人が講師を務めました。6年生の児童およそ50人が参加し、はじめに整備士が、飛行機は離陸の際に翼の上の面と下の面で生じる空気の圧力の差、「揚力」で機体が浮き上がることを模型を使いながら解説しました。続いて、パイロットや客室乗務員が機内アナウンスを実演したあと、児童たちも用意された原稿を読み上げてアナウンスに挑戦していました。
機内アナウンスに挑戦した女子児童は、「緊張したけど経験できてよかったです。初めて飛行機に乗ったときにあいさつとかがすてきだなと思ったので、私もすてきな客室乗務員になれるように頑張りたい」と話していました。
また、夢はパイロットだという男子児童は、「飛行機を自分で飛ばしてみたいです。苦手な教科も頑張って勉強し、お客さんに喜んでもらえるパイロットを目指したい」と目を輝かせていました。