ビッグモーター除草剤問題 札幌市が警察に被害届提出

札幌市内の「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れ、土壌から除草剤の成分が検出された問題で、26日、市は警察に被害届を提出したと発表しました。

中古車販売会社「ビッグモーター」の各地の店舗前で街路樹が枯れた問題では、清田区と厚別区の店舗前であわせて3本の木が枯れていたことから市によって伐採され、別の3本も弱っているのが確認されました。
その後、街路樹の土壌から除草剤の成分が検出されたということで、26日、市は器物損壊の疑いで警察に被害届を提出したと発表しました。
このほか、南区の店舗近くにある札幌市の土地でも5本の木が枯れていたことから、市は今月16日に店舗周辺の3か所で原状回復のための工事を行い、これにかかった費用など、およそ250万円を請求する書類を、26日、会社側に発送したということです。
会社側は費用を払う意向を示しているということです。