ドラフト会議 星槎道都大学の滝田投手の指名有力

プロ野球のドラフト会議が26日、都内で行われます。
道内では、星槎道都大学の左ピッチャー、滝田一希投手がプロのスカウトから高い評価を受けていて、指名されるかが注目です。

道内でプロ野球志望届を提出しているのは、高校生10人、大学生7人のあわせて17人です。
このうち、星槎道都大学の滝田投手は、最速153キロの速球やチェンジアップ、スプリットを武器に三振を奪える左ピッチャーとしてスカウトから高い評価を受けています。
黒松内町出身の滝田投手は、寿都高校時代には、北海道大会の支部予選を突破した経験がなく、無名の存在でした。
しかし、大学で本格的に体作りに取り組んで、球速を15キロアップさせるなどして、プロを目指すレベルになり、ドラフト会議で指名を受けるか、注目されます。
一方、日本ハムは、去年と3年前は、事前に1位で指名する選手を公表しましたが、ことしは公表していません。
新庄監督は、25日、都内で開かれたスカウト会議のあと、報道陣の取材に応じて、日本ハムは1位指名の候補を3人に絞りこみ、いずれも大学生のピッチャーであることを示唆しました。
新庄監督は、1位指名でほかの球団と競合した場合は、抽せんのくじを引く予定で、「生まれ持った僕の強運の右腕でどう引くか。任せてください」と話していました。