北斗市特産の果実を湯船に浮かべる「マルメロ湯」始まる

旬を迎えた特産の果実、マルメロを湯船に浮かべる「マルメロ湯」が24日から北斗市の温泉施設で始まり、入浴客たちが甘い香りを楽しんでいます。

マルメロは中央アジア原産の甘い香りが特徴の果実で、北斗市では40年ほど前から栽培され、今では特産品となっています。
毎年、収穫を迎えるこの時期にマルメロの香りを楽しんでもらおうと、市内の社会福祉法人が運営する温泉施設で果実を湯船に浮かべる「マルメロ湯」を行っていて、ことしも24日から始まりました。
24日朝は50個ほどのマルメロが湯船に浮かべられ、入浴客たちは甘い香りを楽しみながらゆったりとお湯につかっていました。
さっそく訪れた79歳の男性は「甘酸っぱいようないい香りで、なんとなく体にも良いのかなという気がします。これから寒くなるのでマルメロ湯で温まりたいです」と話していました。
「マルメロ湯」は『北斗市健康センターせせらぎ温泉』で来月5日まで行われています。