今季国内開幕戦 高木美帆選手が女子1500メートルで8連覇

今季国内開幕戦 高木美帆選手が女子1500メートルで8連覇

スピードスケートの今シーズンの国内開幕戦、全日本距離別選手権が20日長野市で開幕し、幕別町出身の高木美帆選手が女子1500メートルで1分54秒27のタイムで優勝して大会8連覇を果たしました。

スピードスケートの今シーズンの国内開幕戦となる全日本距離別選手権は、20日から長野市のエムウェーブで3日間の日程で行われます。
初日の種目のうち、女子1500メートルには、幕別町出身の高木選手が出場しました。
この種目の世界記録保持者で、去年2月の北京オリンピック銀メダリストの高木選手は20日のレースでも強さを見せて、序盤からスピードに乗り、前半の700メートルを全体トップのタイムで通過しました。
高木選手は後半も持ち味の持久力を発揮して、大きな滑りでラップを刻んで、1分54秒27でフィニッシュし2位に1秒余りの差をつけて大会8連覇を果たしました。
2位には大樹町出身の堀川桃香選手が入り、自己ベストを1秒95更新する1分55秒94をマークしました。
3位は厚岸町出身の佐藤綾乃選手でした。
男子500メートルでは、別海町出身の新濱立也選手が34秒40の国内最高記録で4年ぶり3回目の優勝を果たしました。
2位は帯広市出身の村上右磨選手でした。
北京オリンピックでこの種目銅メダルだった別海町出身の森重航選手は3位でした。
男子5000メートルでは美幌町出身の一戸誠太郎選手が6分23秒53のタイムで2年ぶりの優勝を果たしました。