来月 ベトナムで“北海道フェス” 北海道の食や文化をPR

日本とベトナムの間で外交関係が樹立されてからことしで50年になるのにあわせ、ベトナム北部の都市ハロンで、来月、北海道の食や文化をPRする催しが開かれることになりました。

これは20日、札幌市内で実行委員会が記者会見を開いて発表し、はじめに名誉実行委員長を務める武部勤さんが「現地では地域をあげて努力いただき歓迎の準備をされている。開催までの道のりは山あり谷ありだったが、催しを成功させたい」とあいさつしました。
「北海道フェスティバル」と名付けられたこの催しは、来月17日から19日までの3日間、ベトナム北部の都市、ハロンで開かれます。
会場には、▼道産食品や道内の観光名所などをPRするおよそ60のブースが並ぶほか、▼盆踊りなど日本文化の体験も行われます。
また、催しの期間中には、北海道とベトナムとの経済交流の加速を図るシンポジウムなども開催されるということです。
実行委員会によりますと、10万人の来場を目標としていて、開催に合わせて新千歳空港と現地の空港を結ぶチャーター便が運航されることになっています。
会見で道の土屋俊亮副知事は「開催を通じて北海道とベトナムの間で産業、文化、経済面での交流を深めていきたい」と話していました。