北見の高校生が授業でテレワークを体験

コロナ禍をきっかけにテレワークが広がりをみせるなか、高校生がテレワークの普及に取り組む企業経営者から話を聞く授業が北見市で行われました。

この授業は、社会に出る前に新しい働き方を学んでもらおうと北見商業高校が行ったもので、3年生70人が参加しました。
講師は、北見市などを拠点にテレワーク関連の会社を経営する田澤由利さんが務め、テレワークをイメージするために、半数の生徒は田澤さんとは別の教室でリモートで話を聞きました。
そして生徒たちは▽どこで働きたいかや、▽テレワークに興味があるかなどいくつかの質問にスマートフォンで答えて、その結果をすぐに共有したり、チャット機能で会話したりして、離れた場所でも問題なく意思疎通できることを体感していました。
その上で田澤さんから、東京や大阪などの大都市に行かなくても、テレワークを活用すれば地域でも十分働けるなどのメリットを聞いて、新しい働き方への理解を深めていました。
参加した女子生徒は「東京や北見など、地域にとらわれずに働けるのはいいと思った」と話していました。
また男子生徒は「自分もいつかテレワークで働いてみたい」と話していました。