函館市が注意呼びかけ「公園に放置の食品で犬が具合悪く」

函館市で公園や遊歩道に置かれていた食パンやドッグフードを食べた犬の具合が悪くなったという連絡が複数あり、市は警察に相談するとともに注意を呼びかけています。

函館市によりますと、10月16日、道の渡島総合振興局に「公園や遊歩道などで草に隠すように食パンやドッグフードが置かれていて、食べた犬の具合が悪くなった」という匿名の連絡がありました。また、17日にも市役所を訪れた市民から同じ内容の訴えがあったということです。
市は現場で確認を進めていましたが、19日午後、市内の公園1か所で、不審なペットフードが複数見つかり、回収したということです。
回収したペットフードについてどう対応するかは、現時点、未定だとしています。現場の近くで犬を飼っているという女性は、「犬も猫も同じ命なので、誰かが変なものを置いているとすれば、よく考えて、一刻も早くやめてほしいです」と話していました。
函館市は警察に相談して付近の見回りを強化するとともに19日午前、公園や遊歩道に看板を設置するなどして、注意を呼びかけています。