函館線開通120周年 駅長から町長に記念入場券プレート贈呈

函館線の一部区間の開通からことしで120周年を迎え、沿線自治体の1つ、道南の長万部町で駅長から町長に記念の入場券がそろったプレートが贈られました。

JRの函館線のうち、▽北斗市の本郷駅、現在の新函館北斗駅と▽後志の黒松内町の熱郛駅の間の122キロあまりの区間は明治36年・1903年に開業し、ことしでちょうど120年になります。
JR北海道では、記念の入場券の販売を始め、17日は長万部町役場で、長万部駅の小松義和駅長から木幡正志町長に駅舎やホームに停車する車両の写真などがデザインされた6種類の入場券がそろった記念のプレートが贈られました。
プレートが贈られた木幡町長は、「長万部町は交通の拠点として、栄えてきたが、人口減少で利用者も減っているのが課題となっています。町民の足をどう守っていくか、JRとも協力していく必要があり、これが1つのきっかけになればと思います」と話していました。
記念の入場券は、長万部、八雲、それに森の各駅で来年7月31日まで、1枚200円で販売されています。