札幌東区 歩行者死亡事故現場で再発防止策など検討

今月、札幌市東区で交差点を歩いていた男性が車にはねられて死亡した事故を受けて、警察官や地元の関係者が再発防止に向けた対策などを検討しました。

今月8日夕方、札幌市東区伏古8条5丁目の信号のない交差点を歩いていた68歳の男性が、乗用車にはねられて死亡しました。
これを受けて16日、警察官や地元の町内会の関係者など14人が事故現場に集まり、再発防止に向けた対策などを検討しました。
はじめに札幌東警察署の早坂大介交通第一課長が▼事故は横断歩道のない交差点で起きたことや▼当時は夕方で周囲が暗くなり始めていたこと、そして▼近くの北24条桜大橋がことし8月に開通し、交差点の交通量が増えていることなどを説明しました。
このあと参加者たちは事故を防ぐための方策を話し合い、地域の人たちに対し、遠回りになっても横断歩道を活用するよう呼びかけていくことなどを確認していました。
早坂大介交通第一課長は、「夕暮れの時間帯に発生する事故が増えているので歩行者は明るい服装を身につけ、運転手も前方を注視するよう気をつけてほしい」と話していました。