函館 紅葉シーズン前に五稜郭タワーの窓拭き

本格的な紅葉シーズンを前に、函館市の五稜郭タワーで展望台の窓ガラスを拭く作業が行われました。

高さ107メートルの五稜郭タワーは、函館市の紅葉の名所、五稜郭公園などを一望できるスポットとして観光客の人気を集めています。13日は、3人の作業員がゴンドラに乗り込み、高さおよそ90メートルの展望台の窓ガラスを専用のワイパーと布を使って1枚ずつ丁寧に拭いていきました。展望台には大勢の観光客が訪れ、青空が広がる中、作業員が窓の汚れを拭き取っていく様子を楽しそうに見守っていました。函館地方気象台によりますと、五稜郭公園の紅葉はことし、平年並みの11月上旬ごろに見頃を迎える見通しだということです。カナダのバンクーバーから訪れた20代の女性は、「高い場所での作業は見ていてすごく怖いです。窓がきれいになって遠くの山もよく見えるのでいいなと思います」と話していました。