高速道路の雪氷対策へ出陣式 本格的な冬の訪れを前に

本格的な冬の訪れを前に高速道路の除雪作業にあたる車両の出陣式が旭川市で行われ、関係者が作業の安全を祈願しました。

出陣式は道央自動車道の旭川鷹栖インターチェンジで行われ、NEXCO東日本の社員や警察官などおよそ80人が参加しました。
はじめに上川神社の神職が除雪車などあわせて30台の車両をおはらいして安全を祈願しました。
そしてNEXCO東日本旭川管理事務所の三塚守幸所長が「ことしも気を引き締めて安心・安全・快適な高速道路を維持できるようにしたい」とあいさつしました。
このあと地元の子どもたちの「出発進行」というかけ声を合図にパトカーや除雪車などが出発しました。
NEXCO東日本によりますと道内の高速道路では去年11月からの半年間にハンドルやブレーキの操作ミスによる事故が516件発生していてそれまでの半年間の4倍に増えたということです。
このためNEXCO東日本ではドライバーに対し、スピードを落とした慎重な運転や冬用タイヤの早めの装着を呼びかけることにしています。
三塚所長は「大雪によって道路に取り残される車両などが発生しないよう気象の予報の確認も含めた対策をしっかり行いたい」と話していました。