道南の農作物生育状況 全体的に早まる

道南の農作物の生育状況は、9月の平均気温がかなり高く、降水量も多かったことなどから全体的に平年並か平年よりも早くなっています。

道は10月1日現在の農作物の生育状況をまとめました。
それによりますと、道南では全体的に生育が早くなっていて水稲が、渡島で10日、桧山で15日、ばれいしょが渡島で1日、桧山で4日、大豆が渡島で2日、桧山で6日といずれも早くなっています。
このほか小豆は、桧山で6日早くなっているほか飼料用とうもろこしの生育も渡島で13日、桧山で14日それぞれ早くなっています。
一方、桧山では秋まき小麦の種まきの時期が水稲の収穫時期と重なったことから、小麦の種まきが6日遅くなっているということです。
道は「暑さによって全体的に生育が早まっていることで一部の農作物で品質が落ちたり収穫作業に影響が出たりしている」としています。