中札内高等養護学校 生徒が育てた花で地域盛り上げへ資金募る

十勝の中札内村の特別支援学校の生徒たちが育てた花を活用して、地域を盛り上げる活動に使う資金をクラウドファンディングで募っています。

中札内村の中札内高等養護学校では生徒たちが育てた花を地域の人と一緒に道の駅に植えたり、ワークショップで子どもたちに植物について教えたりする活動を予定していて、その資金をクラウドファンディングで募ることになりました。
寄付は今月末まで学校のホームページで受け付けていて、目標金額は30万円です。
新しい種を購入して育てる花の種類を増やすほか、肥料や寄せ植え用の鉢を新たに購入する費用などにあてる予定です。
学校では、活動を通じて生徒たちが社会に参加する意識を高めてほしいとしています。
3年の男子生徒は、「村のみんなに笑顔になってもらいたい。村じゅうを花いっぱいにできるよう頑張りたい」と話していました。
太田千佳子校長は「地域づくりを自分たちの力でやることで、自分たちの力がいかに大きいのかということを生徒たちが学ぶきっかけになれば」と話していました。