釧路港でタンカーが浅瀬に座礁 一時動けず けが人なし

11日午前、釧路市の釧路港内で、タンカーが浅瀬に乗り上げて一時、動けなくなる事故がありました。けが人や油の流出はなく、海上保安部が原因を調べています。

11日午前8時15分ごろ、釧路港の岸壁からおよそ80メートルの港内で、愛媛県大洲市の会社が所有するタンカー「海栄丸」が浅瀬に乗り上げて座礁したと、釧路海上保安部に通報がありました。
海上保安部によりますと、船には乗組員6人がいましたが、けがはなく、積み荷の魚の油や燃料などの流出もないということです。
タンカーはおよそ1時間半後の午前9時45分ごろ、海運会社のタグボートにけん引されて動けるようになったということです。
タンカーは、釧路港の岸壁を離れた直後に港内で座礁したということで、海上保安部は乗組員から事情を聞くなどして、座礁した原因を調べています。