札幌国際芸術祭の概要発表 国内外の芸術家約50組の作品展示

来年1月に開幕する3年に1度の芸術の祭典、「札幌国際芸術祭」について、札幌市内の6つの会場で、国内外の芸術家およそ50組の作品が展示されるなど概要が公表されました。

3年に1度開かれている「札幌国際芸術祭」は、前回は新型コロナの影響で中止となったこともあり、6年半ぶりに来年1月から開かれます。
国内外およそ50組の芸術家による作品が展示される予定で、中には国内で初めて公開される作品もあるということです。
また、6つの会場のうち、市内中心部にある東1丁目劇場施設に設けられる「未来劇場」では、現在から100年後の未来をテーマに、韓国やドイツ、アメリカなど世界各国の芸術家の作品が展示されます。
さらに、2月から始まる「さっぽろ雪まつり」会場では、「未来の雪のまち」をテーマにした大型作品の展示も予定されています。
芸術祭のディレクターを務める小川秀明さんは、「冬の開催なので、ほかに類を見ない芸術祭になると思います。芸術祭を通して、新たな街の未来を考えるきっかけにしてもらいたい」と話していました。
札幌国際芸術祭は、来年の1月20日から2月25日に開催されます。