【ほっとスクープ】牧場で見つけた白くて丸い物体の正体は

視聴者から届いたとっておきの映像を紹介するほっとスクープ。今回は、牧場で見つけたある物体です。

草地に点々と散らばる白くて丸い物体。
実はきのこです。
先月22日、標茶町の牧場で大八木さんが見つけました。
白いレジ袋だと思い、「馬が食べたら大変」と拾おうとしたところ、きのこだと分かり、びっくりしたそうです。
大八木さんは「75年生きてきて初めて見た」と話していました。
きのこの分類に詳しい慶應義塾大学の糟谷大河准教授によりますと、ヨーロッパにも生息しているセイヨウオニフスベの可能性が高いということです。
北海道では涼しくなる9月から10月ごろ、主に草地に生えるそうです。
糟谷准教授によりますと、セイヨウオニフスベには毒性は無く、触ったり食べたりしても問題はないということです。
イギリスやロシアでは市場で売られていて、炒めて食べるとおいしいそうです。
撮影した大八木さんが4日確認したところ、きのこの色は白から茶色に変わり形も少し縮んで小さくなっていたということです。
【きのこのシーズン 毒きのこに注意】
この時期、きのこシーズンで秋の味覚を楽しみたい方も多いと思います。
食べると命に関わる毒きのこもありますので、食用であることが確実に判断できないきのこは採ったり食べたりしないようにして下さい。
【みなさんからの映像投稿 待っています】
ほっとスクープでは、視聴者のみなさんからの映像を受け付けています。
NHKの映像投稿サイト「スクープボックス」から投稿できます。
みなさんからの映像、お待ちしています。