札幌市西区の住宅街でクマ3頭目撃相次ぐ 警察が注意呼びかけ

札幌市西区の住宅街でクマ3頭目撃相次ぐ 警察が注意呼びかけ

5日未明から明け方にかけて、札幌市西区の住宅街で親子とみられる3頭のクマが2度目撃されました。札幌市西区では、先月末からクマの目撃が相次いでいて、警察は注意を呼びかけています。

警察によりますと、5日午前2時すぎ、札幌市西区西野9条8丁目の住宅街で、道路を歩いている3頭のクマをタクシーの運転手が見つけ、警察に通報しました。
クマは1頭が体長1メートル50センチほど、ほかの2頭は1メートルほどで親子とみられ、運転手がパッシングをしたところ、3頭とも北西の方向に逃げたということです。
現場は、札幌市営地下鉄東西線の発寒南駅から南西に3キロほどで離れた住宅街で、近くには中学校や小学校があります。
また、そのおよそ1時間後の5日午前3時すぎには、南に800メートルほど離れた札幌市西区西野7条9丁目で、同じ個体とみられる3頭のクマが目撃されました。
さらに、4日午後6時ごろには、それぞれの現場から南側の札幌市西区福井6丁目でクマ1頭が目撃されています。
札幌市西区では、先月末からクマの目撃が相次いでいて、警察は周辺をパトロールして注意を呼びかけています。