帯広の女性SNSで知り合った人から300万円だまし取られる

帯広の女性SNSで知り合った人から300万円だまし取られる

帯広市の20代の女性がSNSで知り合った人物から副業を持ちかけられ、現金あわせて300万円をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査するとともに、こうした手口の詐欺が道内で相次いでいることから注意を呼びかけています。

警察によりますと、9月28日、帯広市の20代の女性がSNS上で「簡単、在宅、携帯でできる」などと書かれた副業の広告を見つけ、クリックしたところ、副業サイトの管理者を名乗る人物から別のSNSに誘導されました。
そこで「タスクをこなすと報酬がもらえる」などと説明を受け、女性が指示に従ったところ、数千円の報酬が複数回に渡って女性の銀行口座に振り込まれたということです。
こうして話を信じた女性は、その後、「振り込んだ金額に応じて高額な報酬がもらえる」と持ちかけられると、言われるがままに100万円ずつ3回にわたって指示された銀行口座に振り込み、あわせて300万円をだまし取られました。
「外国人名義の口座に多額の振り込みがある」との銀行からの指摘を受けて被害に気付いたということで警察は詐欺事件として捜査しています。
道内ではSNSを通じて副業や投資を持ちかける詐欺が相次いでいて、警察は会ったことのないネット上の人物からのもうけ話は詐欺を疑い、家族や、警察の相談専用窓口「#9110」に連絡するよう呼びかけています。