投資もちかけられ1680万円相当の暗号資産だまし取られる

帯広市の50代の男性がSNSを通じて知り合った投資家を名乗る人物から水素エネルギー事業への投資を持ちかけられ、1680万円相当の暗号資産をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査するとともに、こうした手口の投資詐欺が道内で相次いでいることから、注意を呼びかけています。

警察によりますと、ことし6月、帯広市の50代の男性が、SNSで投資の広告を見つけクリックしたところ、投資の勉強会と称するグループチャットに誘導され、投資家を名乗る人物から水素エネルギー事業への投資を持ちかけられました。
その後、この人物から暗号資産の取引所で口座を開設するよう指示され、1680万円相当の暗号資産を指定されたアカウントに送信し、だまし取られました。
9月下旬に連絡が取れなくなったことから、10月2日、警察に被害を訴えたということで、警察は詐欺事件として捜査しています。
道内ではこうしたSNSを通じた投資詐欺が相次いでいて、警察は、会ったことのないネット上の人物からのもうけ話を信用せず、不審に感じたら1人で悩まず家族や警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するなど、注意を呼びかけています。