室蘭港と青森港を結ぶ新フェリー航路 2日開設を前に記念式典

室蘭港と青森港を結ぶ新たなフェリー航路が2日開設されるのを前に、室蘭港で記念の式典が行われました。

新たな航路で運航されるフェリー「ブルーマーメイド」の船内で30日午前開かれた式典には、運航会社の村上玉樹社長や室蘭市の青山剛市長などが出席しました。
室蘭港では去年2月からフェリーの航路がありませんでしたが、2日、青森港との間を結ぶ航路が開設されます。
式典では青山市長が「主力であるトラックの利用はもちろんのこと、観光や帰省などで利用していただくことで、地域のにぎわいや北海道の発展に貢献するものと期待しています」とあいさつしたあと、出席者がテープカットを行いました。
続いて船内が公開され、上層階に用意されたスイートルームなどの客室や操だ室を見て回りました。
見学した男性は「内部の装備もきれいですし、旅をしてみたいなという気持ちになりました」と話していました。
フェリーは、2日の午後8時に室蘭港から青森港に向けて最初の便が出港し、週に6往復運航されることになっています。