農作物平年より生育早くなる 一部水稲で障害

道南の農作物の生育状況は、9月前半の平均気温がかなり高く、降水量も多かったことから全体的に平年よりも生育が早くなっています。

道は9月15日現在の農作物の生育状況をまとめました。
それによりますと、道南ではいずれも生育が早くなっていて水稲が、渡島で10日、桧山で15日、ばれいしょが渡島で1日、桧山で4日、大豆が渡島で2日、桧山で7日といずれも早くなっています。
このほか小豆は、桧山で6日早くなっているほか飼料用とうもろこしの生育も渡島で12日、桧山で14日それぞれ早くなっています。
一方、道は「平均気温が高かった影響で農作物の生育は早かったが、水稲の中には、粒が白みがかる障害出たり集中的な雨が降った影響で稲が倒れてしまうものも出ており、今後、品質の低下が懸念される」としています。