函館 子どもたちがコンビニに駆け込む防犯訓練

不審者から子どもの安全を守ろうと小学生がコンビニエンスストアに駆け込んで助けを求める訓練が27日、函館市で行われました。

訓練には、函館市内の小学生やコンビニエンスストアの店員、それに警察官などおよそ50人が参加しました。帰宅途中の子どもたちが不審者から「写真を撮らせて」と声をかけられた想定で行われ、店員にどんな人物だったかを伝えていました。また、警察官は、店側の取るべき対応として、できるだけ複数の大人で聞き取りを行うと同時に、別の大人が警察に通報し、スピードを意識して対応することも重要になると強調していました。函館西警察署生活安全課の石崎隆之課長は、「子どもに何かあった際、すぐに店や近くの大人に声をかけることが犯人の逮捕につながるので、協力をお願いしたい」と話していました。