札幌西区の住宅街 3日連続で親子とみられるクマ3頭目撃

札幌市西区の住宅街で親子とみられるクマ3頭が目撃されました。この付近では25日、26日と相次いでクマの目撃情報があり、近くの小学校では職員や保護者が児童と一緒に登校するなど警戒にあたっています。

クマが目撃されたのは札幌市西区山の手の住宅街で、27日午前4時ごろ路上にクマ3頭がいると新聞配達をしていた人から警察に通報がありました。
1頭は体長1.6メートルほど、ほかの2頭は70から80センチほどの大きさで、親子とみられ、路上から近くの川の方に移動していったということです。
この付近では25日と26日にも親子とみられるクマの目撃情報があり、同一の個体とみられています。
これを受けて近くの山の手南小学校では27日朝、通学時間帯に職員が通学路に立って児童を見守ったり、保護者が一緒に登校したりして警戒していました。
登校に付き添っていた小学2年生と5年生の母親は「クマがここまで近くに出てきたのは初めてです。怖くて、夜も外に出る時は1人で出ないようにしたい」と話していました。