収穫の秋 上ノ国町で小学生が稲刈り体験
収穫の秋を迎え、上ノ国町では25日、地元の小学生たちが稲刈りの体験をしました。
25日、上ノ国町立河北小学校の全校児童24人が学校近くの田んぼを訪れ、収穫時期を迎えた「ふっくりんこ」の品種の稲刈りを体験しました。子どもたちは、農家の人から説明を受けると、早速、鎌を手に田んぼに入り、1株ずつ丁寧に刈り取っていました。刈り取った稲をわらで束ねる作業では、慣れるまでに時間がかかっていましたが、コツをつかむと上手に結び付けていました。また、束ねた稲を12束ずつにまとめて自然乾燥させる「島立て」と呼ばれる作業にも挑戦しました。農家によりますと、この夏は記録的な暑さとなりましたが、稲は順調に生育し、平年並みの収穫が期待できるということです。子どもたちは、「楽しかった」とか「結ぶのが難しかった」などと話していました。子どもたちは今後、学校で収穫したお米を炊いて、カレーライスなどを作る予定だということです。