オホーツク網走マラソン ”景色もご飯も楽しめた”

オホーツクの雄大な景色を楽しみながら走る「オホーツク網走マラソン」が24日開催され、国内外から集まったランナーたちがゴールを目指して汗を流しました。

ことしで9回目となる大会は、3キロと5キロ、それに42.195キロのフルマラソンの3つの部で競われました。
ことしは、これまで新型コロナウイルスの影響で参加できなかった中国やアメリカなどの海外からのランナーも4年ぶりに参加するなど小学生から80代の高齢者までおよそ2500人がエントリーしました。
このうち人数を制限して10回にスタート時間がわけられたフルマラソンではランナーたちは、スタートの網走刑務所の前を出発すると、オホーツク海に突き出した能取岬の絶景を望むことができる能取岬灯台を通るコースを進み、雄大なオホーツクの自然を楽しみながらゴールを目指して汗を流しました。
コースの途中では地元の人たちが用意してくれた特産の揚げかまぼこやしじみ汁、牛肉などがふるまわれ、ランナーたちはオホーツクの味で栄養を補給して活力を取り戻し目標のゴールを目指していました。
新婚旅行で長野から訪れ夫婦で完走した男性は「42キロを走りながら景色もご飯も楽しめてとてもいい大会でした」と話していました。
また東京から訪れた女性は「おいしいものがたくさん食べられました。地元の人の応援がとても温かくて最高の大会だったので、また来たいです」と話していました。