神恵内村でドローンを使った競技大会

ボールに見立てたドローンを操縦し、空中に設置されたリングをくぐり抜けて得点を競うチームスポーツの大会が後志の神恵内村で開かれ、参加者たちが熱戦を繰り広げました。

この競技は1チーム5人でそれぞれがボール型のドローンを操縦し、相手サイドの空中に設置されたリング状のゴールをくぐり抜けて得点を競うチームスポーツです。
ドローンを活用した町おこしを進める神恵内村では競技に取り組む子どもたちが多いことから23日、村主催の大会が開催され、地元の小中学生のほか道内の大学生や社会人など6チームが参加しました。
試合が始まるとチーム内で互いに声をかけ合いながらドローンを巧みに操作し、相手のブロックをかわして得点が入ると大きな歓声が上がっていました。
大会に参加した地元の小学6年生の男の子は「コントローラーの操作は難しいですが、上達して点を入れられるようになるととても楽しいです」と話していました。
神恵内村の青塚芳朝副村長は、「過疎化が進む中でもこうした取り組みを通じて交流人口の増加につながっていくことを期待している」と話していました。