江差町で指定避難所を新たに整備へ

近年多発している大雨などの災害に備えて、江差町は町内の施設1か所を新たに指定避難所として整備することになり、町長らが出席して協定の調印式が行われました。

江差町が新たに「指定避難所」として整備することになったのは、標高が比較的高い場所に位置し町内でも人口の多い南が丘地区にある「檜山地域人材開発センター」で20日は江差町の照井誉之介町長とセンターの田畑昌伸会長が協定書に調印しました。このセンターは、鉄筋コンクリートの3階建てで、体育館のほか複数の部屋があり、およそ400人の収容が可能だとしています。また、敷地内の別棟には、研修用の宿泊施設もあり、およそ50人の要支援者の収容も可能だということです。
町は今後、段ボールベッドなど必要な物資も備えていくことにしています。江差町総務課の梅村理史係長は、「災害時に支援が必要な要支援者も少なくないので、さまざまな人を受け入れられる福祉避難所の拡充も進めていきたい」と話していました。