釧路市がクレインズと連携協定解除 “活動実態がない”

アイスホッケー、アジアリーグの出場資格停止となった「ひがし北海道クレインズ」を巡り、連携協定を結んでいる釧路市は今年度はチームの活動実態がないなどとして協定を解除しました。

経営の悪化で給与の未払いが続き選手や監督らが離脱した釧路市の「ひがし北海道クレインズ」はアジアリーグの今シーズンの出場資格が停止されました。
釧路市はスポーツ活動の振興やチームの支援などについて、互いに協力することを盛り込んだ連携協定を結んでいましたが、クレインズの代表と連絡が取れない状況が続いていました。
こうした中、クレインズ側から連絡があり、この協定についてクレインズの代表と19日、オンライン会議で協議したということです。
その結果、チームに選手がおらず、今年度は活動実態がないことなどから、お互いが合意の上で協定を解除したということです。
一方で、市によりますと、クレインズはチームの再建について関係者と協議を続けているということで、来年度以降の活動の状況によっては協定について再び協議を行って判断するとしています。