北海道では「新顔作物」 園児がサツマイモ掘りを体験

道内で生産が広がっているサツマイモの魅力を知ってもらおうと、日高の新ひだか町で地元の保育所の子どもたちが芋掘りを体験しました。

この芋掘り体験は、19日、新ひだか町で野菜を栽培している会社が開いたもので、静内保育所の園児およそ50人が参加しました。
近年、道内で生産が広がっているサツマイモは道に「新顔作物」の1つと位置づけられていて、会社ではその魅力を知ってもらおうと、2年前に品種登録されたばかりの「あまはづき」を含む4つの品種を用意しました。
園児たちは農業用ハウスの中で社員などに教わりながら、スコップや手を使って自分の顔と同じ大きさほどのサツマイモを掘り出すとはじけるような笑顔を見せ、「楽しかったです」と話していました。
芋掘り体験を開いた会社の鄭権代表取締役は「子どもたちがサツマイモ掘りの経験がないということで開催しました。子どもたちが喜んでくれて私もうれしかったので、来年からも行っていきたいです」と話していました。