長沼町 ”規格外野菜を知って”大学生が企画した農業体験会

大きさや形が不ぞろいだったり傷があったりする「規格外野菜」について知ってもらおうと、大学生が企画した農業体験会が長沼町で行われました。

この体験会は、「規格外野菜」について自分たちと同じ若い世代に知ってもらおうと、大学生が企画して高校生8人が参加しました。
高校生たちは農家の指導の下でたまねぎとカボチャの選別を体験したあと、規格外野菜で作ったカレーを試食し、どのような野菜が規格外になるのかやその味には違いがないことなどを学んでいました。
生産者の男性によりますと、ことしは暑さの影響で規格外野菜が増えているということで高校生たちは生産者の話に熱心に聞き入っていました。
参加した高校生は「結構な割合で規格外野菜があることに驚きました。周りにも広めていきたいです」と話していました。
生産者の駒谷信浩さんは「現場に来て身近に感じてもらうことが大切だと思います」と話していました。
体験会を企画したグループの代表の松田麻愛さんは「形がちょっと悪いだけで味は同じなのにもったいないと思います。捨てられる野菜も減ってほしいし、加工品などを消費者に進んで買ってもらうことも必要だと思います。若者から今後の社会を変えていければと思います」と話していました。