北見市の五差路で路線バスが歩行者はねる 80代女性重傷

19日午前、北見市の交差点で、路線バスが、横断歩道を渡っていた80代の女性と接触する事故があり、女性は頭の骨を折るなどの大けがをしました。

警察によりますと、19日午前9時すぎ、北見市本町にある国道39号の五差路の交差点で、右折していた北海道北見バスの路線バスが、横断歩道を歩いて渡っていた置戸町に住む80代の女性をはねました。
この事故で、女性は頭や胸などを強く打って病院に搬送され、頭の骨や肋骨を折るなどの大けがをしました。
バスを運転していた40代の運転手と、乗客14人にけがはありませんでした。
警察によりますと事故当時、信号は車用も歩行者用も青だったということで、調べに対し、運転手は「女性に気づくのが遅れた」と話しているということです。
警察は運転手から事情を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
路線バスを運行している北海道北見バスは「あってはならない事故が起きてしまった。現場は事故が多い交差点で、改めて対策を話し合った上で再発防止に努める」とコメントしています。