八雲町5人死亡事故から3か月 現場近くで交通安全呼びかけ

道南の八雲町でトラックが都市間高速バスと正面衝突してバスの乗客ら5人が死亡した事故から3か月になる18日、現場近くに地域の人などが集まって交通安全の呼びかけを行いました。

ことし6月18日、八雲町の国道5号線でトラックが対向車線にはみ出して都市間高速バスと正面衝突した事故では、バスの乗客などあわせて5人が死亡したほか12人が重軽傷を負いました。
事故原因については今も捜査が続いていますが、発生から3か月となる18日、現場近くに町の職員や警察官、それに地元の交通安全協会の関係者などおよそ50人が集まって交通安全の啓発を行いました。
参加者ははじめに全員で黙とうをささげたあと、「スピードダウン」などと書かれた旗を持って歩道に並び、走行する車のドライバーに安全運転を呼びかけていました。
八雲町の成田耕治副町長は「せいさんな事故の教訓を忘れず、死亡事故を根絶するためにもこうした取り組みを続けていきたい」と話していました。