LGBTQへの理解を 札幌でイベント「レインボープライド」

LGBTQなど性的マイノリティーの人たちへの理解を深めてもらおうというイベント「さっぽろレインボープライド」が札幌市で開かれています。

このイベントは「LGBTQ」と呼ばれる性的マイノリティーの人たちや支援者などでつくる団体が毎年、開いているもので、16日は開会宣言の後、ミュージカル劇団「もえぎ色」のメンバーたちが色とりどりの衣装を着て歌やダンスパフォーマンスを披露しました。
会場には性的マイノリティーの人たちが働きやすい職場作りに取り組む企業のブースや法律相談のコーナーが設けられているほか、色とりどりの指輪を作ったりヨーヨーを釣ったりできるコーナーも設けられ多くの親子連れなどでにぎわっていました。
指輪作りを体験した小学3年生の男の子は「自分で指輪を作れて楽しかった。青っぽい緑色がきれいだった」と話していました。
イベントは17日も行われて市中心部を練り歩くパレードも行われる予定で、イベントの副実行委員長を務める満島てる子さんは「多くの人がイベントに参加してくれてうれしい。あすのパレードには多くの人に参加してほしいです」と話していました。