帯広の70代男性 ネットで投資持ちかけられ6200万円被害

帯広市の70代の男性が動画サイトの広告をきっかけに投資を持ちかけられ、その資金として振り込んだ合わせて6200万円をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと先月8月上旬、帯広市に住む70代の男性が動画サイト上で「投資、3か月で倍になる」とうたった広告にアクセスしたところ投資についてやりとりしているSNSグループに誘導されました。
そしてネット上で投資の指南役と称する2人の人物から「水素エネルギー事業」への投資と、FX投資をそれぞれ促され、今月7日までに合わせて5回、1回あたり、1000万円から2000万円を指定された銀行口座に振り込んだり暗号資産で取り引きしたりしたということです。
投資に使用していた暗号資産の取引ができなくなっていることに気づいて不審に思った男性が15日、警察署を訪れて被害が発覚し、だまし取られた金額は6200万円にのぼるということです。
警察はSNSなどを通じた知らない人からの投資話は詐欺を疑い警察の相談専用窓口「#9110」に連絡するよう呼びかけています。

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