斜里町で海岸のごみ拾い 釣りのルール順守呼びかけも

これからサケ釣りやマス釣りが盛んになるのを前に、オホーツク海側の斜里町では海岸のごみ拾いを行い、釣り人たちにルールの順守を呼びかけました。

この取り組みは斜里町が毎年この時期に行っているもので、町のほか道や海上保安庁などからおよそ30人が参加しました。
14日は、ゴミ袋を持った参加者が町内の海岸、およそ9キロを歩き、落ちているプラスチックの袋やペットボトルなどを拾い集めました。
また町はサケやマスの資源保護を目的に、▽くいなどを打って場所取りをしないことや、▽禁止されている区域や期間に釣りを行わないことなどのルールを定めていることから、参加者は釣り人にルール順守を呼びかけたほか、海岸に打ち込まれていた場所取り用のくいなどを抜いたり、無許可で設置された木とシートでできた簡易トイレなどについては撤去を求める紙を張ったりしていました。
斜里町水産林務課の森高志さんは「釣りを楽しんでもらいたいが、自然の中で遊ぶということはその分、責任があるので、ルールをしっかり守って楽しんでほしい」と話していました。