米ぬかで作られたクレヨンを帯広市の保育所に贈呈
環境にやさしい商品を子どもたちの教育に役立ててもらおうと、米ぬかを使って作られたクレヨンが帯広市内の保育所に贈呈されました。
贈呈されたのは、12色入りのクレヨンで、帯広市のリサイクル業者が、食べられないまま残った食品を堆肥として栽培した米の米ぬかを使って作りました。
8日、帯広市のすずらん保育所をリサイクル業者らが訪れ、年長の子どもたち22人にクレヨンを1セットずつ手渡すと、子どもたちが「どうもありがとう」と大きな声でお礼を言っていました。
5歳の男の子は「うれしいです。コアラを描きたいです」と話していました。
また、5歳の女の子は「ピンクのクレヨンでイチゴを描きたいです」と話していました。
リサイクル業者の青山豊常務取締役は「米ぬかを使って、子どもたちの学習に役立つものを作れないかと思って企画した。子どもたちの発想で画用紙いっぱいに絵を描いてほしい」と話していました。