格安航空のジェットスター 12月から旭川〜成田線 就航へ

LCC=格安航空会社の「ジェットスター・ジャパン」は旭川空港と成田空港を結ぶ路線をことし12月から新たに就航させると発表しました。旭川空港の国内線にLCCが就航するのは初めてとなります。

LCC=格安航空会社「ジェットスター・ジャパン」の片岡優社長は11日、旭川市の今津寛介市長と共同で記者会見を開き、旭川空港と成田空港を結ぶ路線をことし12月15日から新たに就航させると発表しました。
使用する機材は180人乗りのエアバスA320型機で、▼成田空港を午前9時25分に出発して旭川空港に11時20分に到着する便と、▼旭川空港を正午に出発して成田空港に午後1時50分に到着する便の1日1往復、運航するということです。
運賃は片道5990円からで、12日午後から航空券の販売を始めるということです。
「ジェットスター・ジャパン」の片岡社長は「旭川市は都市に滞在しながら観光や買い物を楽しめる、LCCを使う個人旅行者にとって大変魅力的な街だ。今回の就航で首都圏や海外と上川地方の交流人口の増加に貢献したい」と話しました。
また、旭川市の今津市長は「旭川にとって待望の初めてのLCC就航で、大変うれしく思う。就航が人やモノ、経済の流れが大きく変わる起爆剤になり、地域経済の発展につながることを期待している」と話していました。