松前町でクマ目撃相次ぐ 体長1メートルほどの子グマか

松前町でクマ目撃相次ぐ 体長1メートルほどの子グマか

道南の松前町で9日夜から10日朝にかけてクマの目撃が相次いでいて、警察はパトロールを強化し付近の住民に注意を呼びかけています。

警察によりますと、9日午後10時ごろ松前町福山で住民から「クマがクルミをかじっている音がする」と通報がありました。
現場は住宅から30メートルほど離れたクルミの木などが生い茂っている場所で、連絡を受けて駆けつけた町役場の職員がバリバリと何かを食べる音を聞いたということです。
また10日午前4時ごろには松前町白神で、住民から「自宅の敷地にクマがいる」と通報がありました。
クマは体長1メートルほどの子グマとみられ、警察が現場に到着する前に山のほうへ逃げていったということです。
警察は町役場とも情報共有を行い、猟友会への出動も要請したということです。
松前町内ではこの1週間にクマの目撃が相次いでいて、警察はパトロールを強化して住民に十分注意するよう呼びかけています。