サケの水揚げ量日本一の斜里町で秋サケ初水揚げ

サケの漁獲量が日本一のオホーツク海側の斜里町で8日、秋サケの定置網漁の初水揚げが行われました。

斜里町は去年、2年ぶりにサケの漁獲量日本一に返り咲いていて、ことしは8日、秋サケの定置網漁の初水揚げが行われました。
斜里町のウトロ漁港では、知床沖に仕掛けた定置網を引き上げた16隻の漁船が午前7時ごろから続々と港に戻り、サケを水揚げしました。
漁港に設けられた、水揚げを見学できる2階建ての施設には観光客などが大勢訪れ、迫力ある水揚げの様子を見学していました。
清里町から訪れた人は「たくさんのサケが水揚げされてすごいなと思います。サケの水揚げ量がトップクラスのウトロの初水揚げが見られてうれしいです」と話していました。
ウトロ漁協サケ定置部会の古坂彰彦副部会長は「水揚げ日本一に返り咲いてほっとしています。ことしの水揚げは好調の予想なので期待しています。ウトロのサケをぜひ皆さん食べて下さい」と話していました。
斜里町の秋サケの定置網漁は9月下旬から10月上旬にかけてピークを迎え、11月まで行われるということです。