中標津町で大学生が地域課題解決のビジネスアイデア発表

道内外の大学生が地域課題の解決に向けたビジネスのアイデアを提案する発表会が中標津町で行われました。

8日開かれた発表会には、主催した小樽商科大学など5つの大学や高等専門学校の学生16人が参加しました。
学生らは8月4日から町内の企業などを巡って考案した、観光や産業にまつわる地域課題の解決に向けたビジネスのアイデアを発表しました。
発表されたアイデアは会場に集まった地元の高校生によって採点されました。
その結果、雪のない地域の人への訴求力が高い雪だるまに特化した冬のイベントを提案した熊本大学1年の入江悠真さんのアイデアが1位に選ばれました。
入江さんは「笑われるかなと思ったアイデアから始まったが最終的に評価してもらえてすごくうれしい。町の活性化につなげていきたい」と話していました。
発表に参加した別の女子学生は「地元の人がいいと思わないとビジネスは続かないので応援してもらえるにはどうするべきか考えていきたい」と話していました。
参加した学生は今後ビジネスプランの磨き上げを行い年度内に中標津町で最終発表会を行う予定です。