関東大震災から100年 函館のこども園で津波想定の避難訓練

10万人以上が犠牲となった関東大震災の発生から100年となる1日、函館市の認定こども園で大規模な地震による津波を想定した避難訓練が行われました。

函館市港町にある認定こども園は、海抜2メートル余りの場所にあり道の想定では巨大地震が起きた場合、最大で3メートルから5メートルの津波が押し寄せるとされています。1日の訓練は巨大地震が発生し、大津波警報が出されたという想定で行われ、0歳から6歳までの園児およそ50人が参加しました。
地震の発生を知らせる非常ベルが鳴ると、園児たちは机の下に隠れて身を守る体勢を取りました。そして、園内放送で津波の危険が迫っていることが呼びかけられ、園児たちは先生に誘導されて歩いたり、だっこされるなどしながら、認定こども園のすぐ近くにあり市の「指定緊急避難場所」になっている小学校の校舎3階まで避難しました。4歳の女の子は「押さない、走らない、しゃべらない、戻らないを合言葉に頑張りました」と話していました。函館大谷短期大学付属港認定こども園の石山真由美園長は「ベルの音に驚いて大泣きする子どももいましたが不測の事態にも対応できるよう訓練を積み重ねていきたい」と話していました。