8月記録的暑さの帯広市でスケートリンクの営業開始延期

8月は記録的な暑さとなった帯広市にあるスケートリンクでは、製氷作業に取りかかれず9月1日予定していた営業開始を遅らせる事態となっています。

帯広測候所によりますと、帯広市では先月の平均気温が23.7度と、統計開始以来最も高くなりました。
こうした記録的な暑さの中、帯広市の「帯広の森第二アイスアリーナ」のスケートリンクは、今シーズンの営業を1日から始める予定でしたが、暑さの影響で氷がとけてしまうおそれがあることから製氷作業に取り掛かれず営業開始を当面延期することになりました。
このリンクは主にフィギュアスケートやアイスホッケーに使われていて、今後気温が下がった場合でも完成するまでに10日ほどかかる見込みだということです。
一方、別の建物にある「メインアリーナ」のリンクは冷却機能が強いことから使用できるということです。
帯広の森アイスアリーナの今井英人主査は「ここまで大きな遅れが出ることは過去にはなかったと思います。週明け以降気温が下がりそうなので、1日も早く準備できるよう進めていきたい」と話していました。