中標津町で大学生がまちづくりを提言 活性化のアイデア披露

全国から集まった大学生が地域活性化のアイデアを披露する発表会が中標津町で行われました。

この発表会は中標津町に本社があるシステム開発会社が人材育成と地域活性化を狙って取り組んでいるプロジェクトの一環として行われ、全国から集まった14人の大学生が参加しました。
役場で行われた発表会では「みんなが主役になれる地域づくり」をテーマに31日までの3日間行ったフィールドワークの成果を7つのグループに分かれて披しました。
グループの1つは多くの高校生が卒業後に町外に出てしまうことに注目しました。
町外に出た若い世代が中標津の良さを周囲に伝えれば、都市部から人を呼び込む「Jターン」や「Iターン」を促す発信源になれるとして、中高生に地元の魅力を伝えるイベントを提案しました。
参加した関西大学の女子学生は「準備期間が短い中でアイデアや論理性を組み立てるのが難しかったが達成感でいっぱいだ」と話していました。
主催した中央コンピューターサービス生涯学習事業部の入交里奈部長は「人の成長と地域の成長は同じものなのかなと考えている。今後もその一助となるよう取り組みたい」と話していました。