釧路市長 「クレインズ代表と連絡とれず 連携協定破棄も」

アイスホッケー、アジアリーグの出場資格停止となった「ひがし北海道クレインズ」を巡り、釧路市の蝦名市長は、9月中旬までクレインズの代表と連絡が取れない状況が続けば連携協定を破棄する考えを示しました。

経営の悪化で給与の未払いが続き選手や監督らが離脱した「ひがし北海道クレインズ」について、アジアリーグは今シーズンの出場資格の停止を決めています。
これについて釧路市の蝦名市長は、1日の会見で、クレインズの代表と連絡が取れない状況が続いているとしたうえで、今月18日までに返事がなければ、チームの支援など互いに協力することを盛り込んだクレインズとの連携協定を破棄する考えを示しました。
また、選手の大半が移った「北海道ワイルズ」について「ワイルズを支援する方向になるだろう」との考えを示したうえで「プロチームを地域に残すことを最優先に、選手の気持ちをふまえ、アイスホッケー連盟とも相談しながら前進にむけて一緒に努力していきたい」と述べました。