並行在来線 小樽・長万部間 小樽で代替バスの運行実験

北海道新幹線の札幌延伸に伴って廃止となる並行在来線の小樽ー長万部間で、代替の交通手段となるバスの運行実験が小樽市で始まりました。

小樽ー長万部間は、2030年度末を目指している北海道新幹線の札幌延伸に伴い全線が廃止され、バスに転換することが決まっています。
沿線の自治体や道はバスのルートやダイヤなどの検討を進めていて、小樽市で始まったバスの運行実験には沿線周辺の住民のほか迫俊哉市長も乗車して所要時間などを確かめました。
運行実験は、31日から4日間、1日2便が運行し、利用した住民には利便性などについてアンケートも実施されます。
乗車した80代の男性は、「バスしか移動手段がなくなってしまうので不安です。鉄道と同じくらいの本数を運行してもらいたい」と話していました。
小樽市の迫市長は、「沿線住民の理解を得るには、鉄道と遜色ないバスの利便性が重要だ。住民の皆様からさまざまな意見をもらいながら道とも協議していきたい」と話していました。

【運行実験は2便で】
運行実験は、2つの便の往復、あわせて4つのルートで実施されます。
1便目は、道から提示されたルートで、蘭島駅周辺から沿線の各高校や病院などが多く集まる地区にバスを乗り換えずに行くことができます。
2便目は周辺住民からの要望を踏まえたルートで、塩谷駅前から小樽駅前まで直接行くことができます。